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買上げ調査により痩身系サプリメントから医薬品成分「ヨヒンビン」が検出

令和6年3月22日に厚生労働省から、福岡県の買上げ調査により、瘦身系サプリメントから医薬品成分である「ヨヒンビン」が検出されたと発表がありました。

対象商品はsunnydays(大阪府大阪市)が販売する『SLENDRIN』(販売価格2,980円、内容量60カプセル、製造者はSapphire Healthcare LLC)です。

この検査結果を受けて福岡県は薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性
及び安全性の確保等に関する法律)違反で3/22に管轄する自治体に通報したという状況です。

福岡県の独自の調査ですが、同県では、いわゆる健康食品による県民の健康被害を未然に防止するため、平成14年度から買上げ検査を行っています。その結果令和5年12月に痩身効果を謳う「SLENDRIN」という商品から医薬品で用いられる成分である、「ヨヒンビン」(主に精力増強に使われる成分)が検出されました。 

 今回のケースのように、専ら医薬品で用いられる成分が配合されていると、それだけで医薬品として見做されることがあります。そのため、販売事業者は商品に医薬品的な成分が配合されていないかしっかり確認することはもちろん、消費者においても、自身の健康被害を防ぐために、含有成分が不明瞭な商品(特に輸入品等)に関しては注意をするようにしましょう。

福岡県報道資料
https://www.mhlw.go.jp/content/11126000/001231495.pdf

福岡県では令和5年の12月に強壮、痩身を広告する健康食品15品目を買上げ調査していて、今回の調査で以下の商品からのみ医薬品成分が検出されたと発表しております。

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